トーホウウラノス（2001年生、母ダンツシュアー）

トーホウウラノス（2001年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神の名前」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時16歳）と交配したダンツシュアーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の一般C19。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

9月5日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

11月29日、中7週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月20日、中2週で迎えた4戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカジェミニから2馬身半差の2着となった。

4歳（2005年）

1月17日、中3週で迎えた5戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホッコーエンプレスをクビ差制して初勝利を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、日光賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテラノスパイダーから1馬身差の2着に敗北した。

3月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバータウンに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月14日、中2週で迎えた10戦目は、江戸彼岸桜賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のソングフォーユウに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月5日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月16日、中5週で迎えた13戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブルーグリームをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本茜騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、1月24日淳希バースデー（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。