ポットビックワン（1988年生、母ポットスピード）
Pot Big One
1988.04.22
ポットビックワン（1988年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフイデイオン（当時16歳）と交配したポットスピードが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ポット牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方52戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の一般D1ハ。
経歴
デビュー前
松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1991年）
2月3日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
2月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
7月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
10月20日、中7週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた6戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリームテキオーをクビ差制して初勝利を挙げた。
11月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月24日、中2週で迎えた8戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークキャプテンからクビ差の2着に惜敗した。
12月23日、中3週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーオーガスタに1馬身半の差をつけて制した。
4歳（1992年）
3月1日、中9週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングクロスに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
3月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーオーガスタをクビ差制して1着ゴールを果たした。
4月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月18日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた13戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた14戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた15戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングアーマからハナ差の2着に甘んじた。
6月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた18戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた19戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーヨークに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
9月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンアイビーから1馬身半差の2着に敗北した。
11月24日、中2週で迎えた25戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1993年）
4月12日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月24日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2ニ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた30戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月25日、中6週で迎えた31戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2イ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月7日、中1週で迎えた34戦目は、合六正弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で合六正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月20日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月29日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1ハ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月22日、中0週で迎えた40戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月27日、中2週で迎えた42戦目は、梅山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
6歳（1994年）
1月7日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月25日、中2週で迎えた44戦目は、C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドレスロードから2馬身半差の2着となった。
2月6日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月20日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた46戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月6日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
5月21日、中5週で迎えた48戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月12日、中2週で迎えた49戦目は、一般C2ニ C3イ（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（14戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月18日、中4週で迎えた50戦目は、一般C3ロ C4イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（15戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月19日、中8週で迎えた51戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1995年）
7月10日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた52戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた53戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月30日、連闘で迎えた54戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた55戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた56戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた57戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。