セノエタイヨー（1983年生、母サイレントペイント）

Senoe Taiyo

1983.05.03

セノエタイヨー（1983年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時9歳）と交配したサイレントペイントが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は福島県、生産者は天工（有）。戦績は、中央平地17戦5勝2着3回。

経歴

1歳（1985年）

10月6日、11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレッシュボイスから1馬身差の2着に敗北した。

10月20日、6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタイグローリーに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1986年）

3月22日、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月13日、4歳400万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のインターパイオニアに2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月4日、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月24日、3歳G3のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4歳（1987年）

3月28日、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月18日、5歳以上900万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサクラクラウンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月9日、5歳以上900万下の立川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

5月31日、5歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるような伸びで猛進したが、伸びてきたルオースポート決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

7月19日、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマーチングボーイをハナ差振り切って勝利を物にした。

8月9日、4歳以上400万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアサクサカントリーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月4日、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島市制施行80周年記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増沢末夫騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャトーダンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

10月31日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の府中ステークス（東京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月22日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は増沢末夫騎手。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。