マハロヌイロア（2006年生、母カスカディア）

マハロヌイロア（2006年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハワイ語で『どうもありがとう』。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したカスカディアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中島牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ターファイトクラブにて総額2,000万円（10万×200口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月17日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

10月18日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2009年）

1月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月7日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2010年）

8月3日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、道南・後志・石狩地区農協「よい食」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったシングシングにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた15戦目は、ポラリスデッキ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。