アウトイン（2010年生、母エムオーフィーバー）

アウトイン（2010年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「外から内へ」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したエムオーフィーバーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月8日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着を確保した。

3歳（2013年）

1月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレモンチャンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月10日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月14日、中4週で迎えた4戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

9月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

4歳（2014年）

1月5日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。