イクリール（2021年生、母エンプレスティアラ）

Iklil

2021.04.08

イクリール（2021年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王冠(アラビア語)。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したエンプレスティアラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠橋本牧場。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月9日、デビュー戦はT.マーカンド騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

3歳（2024年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月5日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。