キングオブフアラー（1987年生、母クインオブフアラー）

キングオブフアラー（1987年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデイクタス（当時20歳）と交配したクインオブフアラーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の一般C。

経歴

デビュー前

宮本悳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

12月9日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月16日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4歳（1991年）

1月27日、中5週で迎えた3戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月25日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた6戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は合谷喜壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノマリアから半馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウドーターに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（1992年）

1月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノマリアに4馬身の差をつけて優勝

3月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイランザンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。