ロングマジェスティ（1994年生、母ロングタイリン）

ロングマジェスティ（1994年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のビーインボナンザ（当時8歳）と交配したロングタイリンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地10戦3勝。主な勝ち鞍は1998年の白川特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

5月4日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のヤエノビューティに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のポーラースターに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月20日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上900万下の洞爺湖特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月13日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦2勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（1998年）

3月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の摂津特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の紫野特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（8戦2勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のタイビートをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

6月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上900万下の五稜郭特別（函館芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。