セントセビル（1992年生、母ニシノクレスピン）

セントセビル（1992年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシエルシユールドール（当時9歳）と交配したニシノクレスピンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害8戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

7月23日、デビュー戦は宗像徹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

3歳（1995年）

3月26日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた9戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

7月2日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた16戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月3日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた20戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に55kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた22戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雪）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた24戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンディックからアタマ差の2着に甘んじた。

5月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラジンジャスミンに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、C4-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた28戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモンタナフォンテンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月3日、中7週で迎えた30戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメルヘンギャルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月17日、中1週で迎えた31戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた32戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。