スパイダーロック（2014年生、母スイートベイジル）

スパイダーロック（2014年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカの国立公園にある巨岩の名前」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時19歳）と交配したスイートベイジルが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月5日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、日高山脈ペテガリ岳賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 雨/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、公認キャラ「ビラッキー」賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったクインズスプリングを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、新ひだか町御殿山公園賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、日高山脈神威岳賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラプトンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村直輝騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、中0週で迎えた23戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村直輝騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた26戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた28戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた33戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカジッタリンゴをクビ差振り切って2勝目を獲得した。