タニノドローン（2002年生、母キンジョウテンカ）

タニノドローン（2002年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋有翼無人機」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時12歳）と交配したキンジョウテンカが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口修二。戦績は、中央平地11戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月27日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた7戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた10戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月30日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月14日、中5週で迎えた12戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月1日、中2週で迎えた13戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。