イナバチャンコリン（2009年生、母スターコンドル）

Inabachankorin

2009.03.04

イナバチャンコリン（2009年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時7歳）と交配したスターコンドルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸 正幸。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2011年のホープフル。

経歴

デビュー前

2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2011年）

7月31日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は382kg。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた7戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキモンパーティーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。