ダイニアマツカゼ（1988年生、母トウフクシャルマン）

ダイニアマツカゼ（1988年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデイ（当時16歳）と交配したトウフクシャルマンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月21日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツコバンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンのききょうステークス（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた7戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

3歳（1991年）

5月21日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は松田由之騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルミフォードをクビ差制して2勝目をマークした。

9月24日、中1週で迎えた16戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーチャレンジカップ（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は松田由之騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1992年）

4月14日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、本厚司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本厚司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本厚司騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。