グラウンドビート（2021年生、母ダンスファンタジア）

グラウンドビート（2021年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「音楽ジャンルの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したダンスファンタジアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳1勝クラス。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月8日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったシャンパンマークにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

12月9日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったヤマニンアドホックに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2024年）

1月27日、中6週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

3月9日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーアフュルストに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中4週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のロードブレイズに1馬身3/4の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月8日、中7週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの青梅特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスタンリーテソーロに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの赤富士ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は横山武史騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

12月1日、中7週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（2025年）

2月1日、中8週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの白嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。