イケオコリンボー（2008年生、母ミルダイヤ）

イケオコリンボー（2008年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋怒りん坊」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したミルダイヤが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C13。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月4日、中4週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた5戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

11月24日、中7週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、トーセンキャロルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、トーセンタイガーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2012年）

4月27日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のボブリンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。