スリプトラ（2006年生、母Wendylina）

スリプトラ（2006年3月19日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のOasis Dream（当時6歳）と交配したWendylinaが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外33戦7勝。2010年のコーラルエクリプスステークス(英・G1)で2着に入った他、2012年のヨークステークス(英・G2)に勝利するなど、重賞4勝を挙げた。

経歴

2歳（2008年）

6月12日、16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のNoble Jackに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、重賞競走への出走は初となった。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のThe Chekaに半馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を達成した。

10月4日、24頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、2歳G1のレーシングポストトロフィー（イギリス・ドンカスター芝1609m）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2009年）

4月18日、3歳G3のグリーナムステークス（イギリス・ニューベリー芝1408m）に出走。8頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月10日、N.カラン騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のメールミュルヘンスレネン（ドイツ・ケルン芝1600m）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のPeking Princeに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月16日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のギヨームドルナーノ賞（フランス・ドーヴィル芝2000m）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のThree Bodiesに3/4馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

9月19日、3歳G3のプランスドランジュ賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、G1のローマ賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2010年）

4月15日、G3のアールオブセフトンステークス（イギリス・ニューマーケット芝1811m）に出走。鞍上はN.カラン騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のTranquil Tigerに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをつかんだ。

5月27日、8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月3日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。5頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったTwice Overから半馬身差の2着となった。

7月30日、8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったRedwoodから1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、G2の国際ボスフォラスカップ（トルコ・ヴェリエフェンディ芝2400m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったIndian Daysから2馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、G1のチャンピオンステークス（イギリス・ニューマーケット芝2012m）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2011年）

5月7日、鞍上はN.カラン騎手（2戦1勝）。3頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったJet Awayから3馬身1/4差の2着と苦杯を喫した。

6月15日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は2戦連続でN.カラン騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は3戦連続でN.カラン騎手（4戦1勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、G3のアークトライアル（イギリス・ニューベリー芝2217m）に出走。鞍上は4戦連続でN.カラン騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、G3のダーレーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1811m）に出走。鞍上は5戦連続でN.カラン騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月15日、G1のチャンピオンステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は6戦連続でN.カラン騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2012年）

5月2日、パラダイスステークス（イギリス・ケンプトンオールウェザー1609m）に出走。鞍上は7戦連続でN.カラン騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のSaamiddをハナ差制して休養明け初戦を制した。

5月13日、G1のイタリア共和国大統領賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上は8戦連続でN.カラン騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は9戦連続でN.カラン騎手（10戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は10戦連続でN.カラン騎手（11戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月28日、G2のヨークステークス（イギリス・ヨーク芝2063m）に出走。鞍上は11戦連続でN.カラン騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のAfsareをクビ差制して4つ目の重賞タイトルを手に入れた。

8月22日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2063m）に出走。鞍上は12戦連続でN.カラン騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続でN.カラン騎手（14戦3勝）。17頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

7歳（2013年）

5月31日、G3のダイオメドステークス（イギリス・エプソム芝1713m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月5日、鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月27日、G2のヨークステークス（イギリス・ヨーク芝2063m）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月10日、G3のローズオブランカスターステークス（イギリス・ヘイドック芝2103m）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。