メイショウサロベツ（2018年生、母メイショウブリエ）

メイショウサロベツ（2018年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+北海道の地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時15歳）と交配したメイショウブリエが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松栄牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月5日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で城戸義政騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で城戸義政騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で城戸義政騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた7戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プリンスカノンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた11戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナムラアダーラを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハクサンコマチに1馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

4歳（2022年）

1月25日、中4週で迎えた17戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るノーブルフューチャを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

5月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したクロフネレジェンドを差し切れず、5馬身差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池谷匠翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池谷匠翔騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池谷匠翔騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。