ラガールージュ（2002年生、母ダイワジュリエット）

ラガールージュ（2002年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時7歳）と交配したダイワジュリエットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害17戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、奥村啓二によって1,071万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月14日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブイヘネシーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳500万下のあけび賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

3歳（2005年）

2月13日、中8週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた8戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2006年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた14戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた18戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月17日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島ダート2400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中克典騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は林満明騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2007年）

1月20日、中5週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月3日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月16日、中4週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で林満明騎手（12戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2008年）

4月13日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた30戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。