シーキングザウェイ（1998年生、母Ingot Way）

経歴

デビュー前

2歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2001年）

6月23日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、プレストンガールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマチカネホレルナヨに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

1月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の背振山特別（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジャストダガーに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月17日、中4週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の知立特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上1000万下のシドニートロフィー（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、アドマイヤレースに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の祇園特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の門司特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（6戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したワンダーシアトルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アサカライズに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（8戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したスイートチャームに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月10日、中3週で迎えた16戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったグラスユニバースに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

5歳（2003年）

5月17日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中舘英二騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月22日、中4週で迎えた19戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサンレイラピッヅをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

6歳（2004年）

1月25日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の壇之浦特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた23戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。