マイソールラブ（2001年生、母チェリーコウマン）

マイソールラブ（2001年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「唯一の愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時6歳）と交配したチェリーコウマンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳500万下(牝)。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月20日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のヴィーナスブリッジに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

1月31日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のアッチッチに1馬身の差をつけて勝利をモノにする