テイエムミラージュ（2017年生、母フミノオリヒメ）

T M Mirage

2017.03.21

テイエムミラージュ（2017年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+蜃気楼」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時9歳）と交配したフミノオリヒメが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田 善弘。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月30日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3歳（2020年）

1月19日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のゼツエイに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの出石特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。