ダガーリング（2022年生、母プルメリアグレース）

ダガーリング（2022年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「短剣の一種+輪」。毛色は鹿毛。種牡馬のタワーオブロンドン（当時7歳）と交配したプルメリアグレースが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別尚省。主な勝ち鞍は2024年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別尚省から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

7月26日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は509kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴァッツマンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のオオクワガタ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のスズムシ賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2025年）

2月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から29kg戻して迎えた4戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオラージュ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の連翹賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し遅いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の頬白賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナートゥにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の大瑠璃賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

7月13日、中8週で迎えた8戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は石神深道騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

11月8日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深道騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったバシレイアにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深道騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。