アドバンスドリーム（2019年生、母Jolene）
Advance Dream
2019.02.04
アドバンスドリーム（2019年2月4日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「前進させる+夢」。毛色は栗毛。種牡馬のSpeightstown（当時21歳）と交配したJoleneが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2022年のアルキバ特別(C1)。
経歴
デビュー前
森秀行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
10月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。
3歳（2022年）
3月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。
6月8日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォースチルドレンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
8月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本大輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。
10月6日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、円山川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
11月13日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。
4歳（2023年）
5月17日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のグランステーファノに1馬身半の差をつけて久々の実戦を物にした。
6月10日、中2週で迎えた8戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの洲本特別（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
7月16日、中4週で迎えた9戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの駒場特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。
9月9日、中7週で迎えた10戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
10月8日、中3週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
11月12日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
12月23日、中5週で迎えた13戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
5歳（2024年）
1月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。
2月8日、中4週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハートビートレイン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
5月18日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月14日、中7週で迎えた17戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの横手特別（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。
9月3日、中6週で迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
6歳（2025年）
4月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた19戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、圧倒的なんばーわん!リョーマ生誕記念杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
4月29日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた20戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、山中漆器祭特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したレイズユアリミットにハナ差届かず2着となった。
5月11日、中1週で迎えた21戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、恋路海岸特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
6月10日、中3週で迎えた22戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、怪盗参上!みんなのハートを奪います記念 特別編成（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
デビュー前
田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。
6月24日、デビュー戦は栗原大河騎手を鞍上に据えて、巌門特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は513kg。11頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。
デビュー前
田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。
7月21日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、輪尾たまき生誕記念れおほー杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月4日、中7週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた23戦目は、数馬☆美由起 結婚おめでとう記念 特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
9月13日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた24戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
9月29日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた25戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
10月14日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、柚希くんお誕生日おめでとう☆記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
10月27日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、能登復興支援 能登演劇堂賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
11月25日、中3週で迎えた28戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、★moniちゃん誕生記念★ 特別編成（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。