ゼンノベスビオ（1998年生、母Best of Bubbles）

Zenno Vesuvio

1998.05.31

ゼンノベスビオ（1998年5月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のPhone Trick（当時16歳）と交配したBest of Bubblesが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月3日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

3月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウタツマキを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4歳（2002年）

5月18日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。