ハーモニービート（2016年生、母エレクティオン）

Harmony Beat

2016.03.18

ハーモニービート（2016年3月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋うなり」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時20歳）と交配したエレクティオンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大作ステーブル。主な勝ち鞍は2019年の一般C2二。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月17日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

3歳（2019年）

4月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るラストシーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したカワイイリングにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したトクダワラを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、どうする☆理吉 己に勝て! 為せば成る杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルカマルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハコダテカーニバルに約11馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。