ドゥービリーヴイン（2005年生、母プリーズルックアットミーナウ）

ドゥービリーヴイン（2005年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「強く信じる」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したプリーズルックアットミーナウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、高橋信博によって2,100万円で落札された。

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

8月26日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたラルケット決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月29日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトップオブマジックに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4歳（2009年）

2月28日、約16か月の休み明けで迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

12月26日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は失速してしまい18着に終わった。

5歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

5月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の佐渡金銀山特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（7戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。17着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（8戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。