タイキトゥルース（2005年生、母アドマイヤマカディ）

タイキトゥルース（2005年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋真実」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したアドマイヤマカディが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額4,000万円（20万×200口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月20日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月28日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインライトアップに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月3日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマニングラッセを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

1月11日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、天馬街道賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったレゴンダンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビューティチェリーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、浦河町獣医師会賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。