ラバブル（2014年生、母フランボアーズ）

Lovable

2014.03.29

ラバブル（2014年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「かわいい」。毛色は鹿毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時6歳）と交配したフランボアーズが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上山牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、上山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林竜太郎によって108万円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月6日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中8週で迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた6戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた7戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったトミケンナプロストに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアグネスクラウンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のサンマルホマレに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。