エピキュリアン（1997年生、母ハネーナイト）

エピキュリアン（1997年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時12歳）と交配したハネーナイトが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方27戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

8月14日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2000年）

1月30日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のイーグルバッハに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月7日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2001年）

10月26日、約12か月の休養明けで迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、すすき特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、イチョウ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、両崖山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフラッシュに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた17戦目は、山口盛弘騎手を鞍上に迎えて、常陸牛特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、千両特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた19戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフラッシュに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、門松特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた21戦目は、ちどり特別（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、銀嶺特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中0週で迎えた23戦目は、水仙特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた24戦目は、アルタイル特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックテイオーに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月9日、連闘で迎えた25戦目は、黄梅特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた26戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月6日、中2週で迎えた27戦目は、桜草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた28戦目は、れんげそう特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた29戦目は、つつじ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、アザレア特別（足利ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月1日、中1週で迎えた31戦目は、やまもも特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた32戦目は、胡蝶蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた33戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた34戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月7日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、オミナエシ特別（足利ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノパートナーからクビ差の2着となった。

10月25日、中2週で迎えた36戦目は、ナナカマド特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中6週で迎えた37戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、白根山特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた38戦目は、ターコイズ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

6歳（2003年）

1月7日、中0週で迎えた39戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた40戦目は、徳井達也騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。