アコガレ（1992年生、母Stormette）
Akogare
1992.01.23
アコガレ（1992年1月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGulch（当時8歳）と交配したStormetteが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳500万下。
経歴
デビュー前
高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1995年）
2月26日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したインターレオパードを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
3月25日、中1週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセントハクリュウに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
4月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のボーンライヤーに1馬身1/4の差をつけて2勝目をゲットした。
7月30日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
4歳（1996年）
3月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、5歳以上900万下の常陸特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
4月20日、中5週で迎えた7戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
5月19日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。
10月19日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下の尾瀬ケ原特別（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小野次郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の水上特別（新潟ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。
11月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
12月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。