ミライヘノノゾミ（2017年生、母タムロブライト）

ミライヘノノゾミ（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「未来への希」。毛色は芦毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時8歳）と交配したタムロブライトが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は諏訪牧場。主な勝ち鞍は2021年の☆阿部清和☆結婚2ヵ月記念☆(一般C1六)。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月21日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

5月31日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた5戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルベアトーノを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のアキレア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリゼイエローを別次元の末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の期待に応えた。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のシクラメン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、園城英雄記念!!（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた11戦目は、チェッカーベリー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2021年）

3月30日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で栗原大河騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、☆阿部マル結婚したよ記念☆（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で栗原大河騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムーンファーストに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月18日、連闘で迎えた14戦目は、☆阿部清和☆結婚2ヵ月記念☆（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で栗原大河騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るケンブリッジベストを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で栗原大河騎手（9戦4勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のアマリリス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で栗原大河騎手（10戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（11戦4勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（12戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、株式会社阿部マルエクスプレス★清和記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（13戦4勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（14戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月17日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、舞ティー祝みそじ!ここからが人生本番記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。