プリンセスケイ（2012年生、母プリティプリンセス）

プリンセスケイ（2012年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋馬主イニシャル。競馬の王女と呼ばれるような存在に」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時13歳）と交配したプリティプリンセスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、井手慶祐によって2,052万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月2日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

9月28日、中7週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャプレットから3馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

12月6日、中6週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 小雪/良）に出走。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2015年）

1月25日、中6週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月22日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

5月9日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったスマイルハッピーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、マルカメテオに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた13戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハマシギ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4歳（2016年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

6月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、胡蝶蘭賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた17戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ニコニコプレミアムカップ3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。