ナンゴクダイナ（2001年生、母チェスナットリバー）

ナンゴクダイナ（2001年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（南国）＋ダイナミックより」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したチェスナットリバーが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は津田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、津田牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月17日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

11月9日、中5週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマスカラーダを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。