ブライティアローズ（1999年生、母ブライティア）

ブライティアローズ（1999年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時15歳）と交配したブライティアが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地8戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のボストンセイコウを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2002年）

11月17日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

12月11日、中0週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、神崎川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（2003年）

1月25日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

2月4日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、初花月特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

3月22日、中6週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

4月9日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。