コスモフリーゲン（2020年生、母フライングメリッサ）

Cosmo Fliegen

2020.03.31

コスモフリーゲン（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+飛ぶ(独)」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時16歳）と交配したフライングメリッサが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月26日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドバレンティアに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、約9か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラスの高山特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦1勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメイショウウネビをクビ差振り切って休養明けの一戦を制した。

4歳（2024年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のキントリヒに1馬身1/4の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月3日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上3勝クラスの湾岸ステークス（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上3勝クラスの美浦ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたキングズパレス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月11日、中5週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの六社ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。