ノーブルオンリー（1987年生、母ビックオンリー）

ノーブルオンリー（1987年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時8歳）と交配したビックオンリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月7日、デビュー戦は作田誠二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は作田誠二騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（1990年）

1月7日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で作田誠二騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で作田誠二騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で作田誠二騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で作田誠二騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で作田誠二騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で作田誠二騎手（8戦0勝）。17頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で作田誠二騎手（9戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で作田誠二騎手（10戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたロングルーブル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で作田誠二騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のブラックベリーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月12日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月6日、中7週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は作田誠二騎手（12戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（13戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4歳（1991年）

3月2日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で作田誠二騎手（14戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で作田誠二騎手（15戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。