ハクサンサクヤヒメ（2022年生、母エタニティ）

Hakusan Sakuyahime

2022.04.17

ハクサンサクヤヒメ（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+日本神話に登場する女神名」。毛色は栗毛。種牡馬のシルポート（当時17歳）と交配したエタニティが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳B8。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

4月5日、デビュー戦は橋木太希騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

6月14日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた4戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユーウェインに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中5週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサトゥーアに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、TARO新刊出版記念杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミュージックマンをクビ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

10月27日、中4週で迎えた7戦目は、一般C1十（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェルナンダに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤翔馬騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンリーモーガンに9馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。