マスダイナビートル（1991年生、母サトイクイーン）

マスダイナビートル（1991年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時8歳）と交配したサトイクイーンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田芳男。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

9月11日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったニホンピロオウジャに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（1994年）

3月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に敗れた。

4月24日、中3週で馬体重を前走からさらに26kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたジョウノバタフライ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月24日、中7週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた10戦目は、沢井守騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中9週で迎えた11戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢井守騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢井守騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、倉知三千紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢井守騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1995年）

1月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉知三千紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた16戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 小雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた17戦目は、つばき特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬場万博騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクリョーダイオーから半馬身差の2着となった。

4月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で馬場万博騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトホムラをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で馬場万博騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中7週で迎えた20戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で馬場万博騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は馬場万博騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬場万博騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬場万博騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。