カンザキレモン（2000年生、母スイートリビア）

カンザキレモン（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋レモン」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドブラスター（当時8歳）と交配したスイートリビアが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は渡辺義正。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

上田伸夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

8月22日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルアロマに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月25日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月24日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、2歳T1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月28日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

12月22日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

3歳（2003年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた8戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月10日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で文原学騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で文原学騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。