モンテビアンコ（2009年生、母ジョウノモンブラン）

モンテビアンコ（2009年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白い山（伊）。母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したジョウノモンブランが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高松牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月11日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

3歳（2012年）

1月22日、中3週で迎えた3戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したハヤブサを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月15日、中7週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月22日、中8週で迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の正也トップロード30周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月16日、中4週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた12戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、男馬券師幌村裕生記念（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた13戦目は、明日から開催!第3回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた14戦目は、家族で楽しめる中京競馬・開催中（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。