スーパーライアン（2007年生、母ミナモトチェリー）

スーパーライアン（2007年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時20歳）と交配したミナモトチェリーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大狩部牧場。戦績は、地方20戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のきんもくせい特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大狩部牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

久保秀男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

7月29日、デビュー戦は伊藤裕人騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は499kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2010年）

2月5日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコーワライデンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月19日、中1週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコウギョウダグラスにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミリオンシスターをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた19戦目は、晩秋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。