サザンウィスパー（2006年生、母マーゴーン）

サザンウィスパー（2006年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「南国のささやき。母母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したマーゴーンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,365万円（13.65万×100口）で一口馬主が募集された。

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月2日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。