セイウンアチャコ（2000年生、母フオアザボーイズ）

セイウンアチャコ（2000年6月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可愛らしい人名をイメージ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時9歳）と交配したフオアザボーイズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方13戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C5 14。

経歴

デビュー前

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中0週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、一般C5 19（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた6戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月29日、中5週で迎えた7戦目は、一般C5 24（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月10日、中5週で迎えた8戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月8日、中3週で迎えた9戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 21（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキリブルースカイをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C5 19（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスコートアゲンに3/4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山克彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5 14（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山克彦騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルナデシコに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4 C5-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5 17（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は横山克彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中4週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた17戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた18戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

5歳（2005年）

1月5日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

2月27日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

4月3日、中4週で迎えた21戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。