ノーモアウォール（1988年生、母ダイナカレーニナ）

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月11日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグランドプライドに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下のエリカ賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（1991年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下の七草賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のアザレア賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は塩村克己騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（京都芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の端午賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。