ヘヴンボーン（2004年生、母Tiff）

Heaven Born

2004.02.08

ヘヴンボーン（2004年2月8日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「天からの授かりもの」。毛色は鹿毛。種牡馬のRed Ransom（当時17歳）と交配したTiffが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月30日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のスナークユーチャンに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2007年）

7月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の美利河特別（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。