ミステリー（2003年生、母トキオジュリア）

Mystery

2003.01.17

ミステリー（2003年1月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「謎、神秘」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時5歳）と交配したトキオジュリアが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の日高軽種馬共同育成公社特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤英子によって1,050万円で落札された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月8日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニットウサランを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

9月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2007年）

4月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、日高軽種馬共同育成公社特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロドリゴボーイに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラプンツェルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。