ニシノインペリアル（2011年生、母アジテーション）

ニシノインペリアル（2011年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時18歳）と交配したアジテーションが23歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。戦績は、地方43戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地清満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2014年）

5月15日、デビュー戦は井上幹太騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月5日、中7週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月9日、中8週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジツリキアワシャに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストライカーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた8戦目は、美唄産「雪蔵工房」新米賞（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた9戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、今年もありがとう特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月10日、中0週で迎えた12戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したスカーレットムーンにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月20日、中0週で迎えた13戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったコスモカフに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ビバックス特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた20戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、アケボノツツジ特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた22戦目は、川エビのから揚げ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月16日、中0週で迎えた23戦目は、キシツツジ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペガサスプリンスに3馬身の差をつけて優勝

5月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた26戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた28戦目は、工藤仁&陽子記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したルナレインボーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西山裕貴騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西山裕貴騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西山裕貴騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた34戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、別府真衣特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したリンリンクスクスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた37戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、中津渓谷特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた40戦目は、陽之助大智慧太特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた43戦目は、ドンドラの滝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。