ロイヤルワラント（2020年生、母マリアロワイヤル）

ロイヤルワラント（2020年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王室御用達」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したマリアロワイヤルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年のかなと2歳おめでとう!記念(一般C17)。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

12月25日、中7週で迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2023年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林脩斗騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったコードゼロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイラブジャックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、C2八組（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

デビュー前

桜田浩樹厩舎（岩手）へ入厩。

12月24日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2024年）

2月19日、中8週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、かなと2歳おめでとう!記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプルシアンブルーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、盛春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた13戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた14戦目は、描き下ろし等身大パネル登場記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた15戦目は、遥・結子結婚記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、天下布武賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

10月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から43kg増やして迎えた17戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のルクリリに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。