トーセンプレミアム（2003年生、母シングライクトーク）

トーセンプレミアム（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋割増金」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したシングライクトークが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島川隆哉によって1億4,280万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月28日、デビュー戦はD.バルジュー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラムセスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月22日、中8週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

5歳（2008年）

2月23日、約22か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。