アスリートランナー（2008年生、母ハンドルウィズケア）

アスリートランナー（2008年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時11歳）と交配したハンドルウィズケアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、地方15戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年のみついし花だより特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月24日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は526kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3歳（2011年）

5月5日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、インディアンエースにクビ差交わされて2着となった。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-6（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったドリーミーブリッジに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-6（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパレードマーチに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したエイダイコンビを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダークラムに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールドデスティニに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプリティーピュティを3/4馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、猿払村さるふつ牛乳特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、アルメナーラに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。